クラウンとブリッジ Crowns and Bridges
クラウン(歯冠)またはブリッジによる治療は、損傷を受けた歯を保護すると同時に、機能性と外観の両方を回復するという目的のものです。健康で美しい歯は、素敵な笑顔を作りその人の個性を引き出し、自信のもとともなります。
クラウン
クラウンとは、歯にかぶせるカバーのようなものです。クラウンを装着しようとする場合、医師はまず、その歯を特別な形に整えてから、型をとります。その後この型は技巧所に送られ、ここでその歯にぴったりと接合できるクラウンが作られます。そして歯科医師は最終的にこのクラウンを歯に接着し、かみ合わせなどの調整を行います。いったんセメントでクラウンが歯に接着されると、これを取り外すことはとても難しくなります。
クラウン治療の目的の一つは、その歯の強度を保つことにあります。そのため治療対象となるのは、大きな虫歯に充填を行ったためもろくなった歯、咀嚼を繰り返すうちひび割れてしまった歯等があげられます。また歯の色がひどく変色してしまっている場合も、クラウンでもとの自然で健康な歯の外観を復元することができます。
口元の目立つ場所にクラウンを装着しようとする場合は、一般的に白色のクラウンを選びます。これは、貴金属で作られた土台の上に、歯と同色のセラミック(陶材)を焼き付けて製作されます。奥歯の様に外観にこだわる必要がない場合は、ゴールド(金)を使用することが多くなります。日本では、コスト削減と、国民健康保険の仕組みにより、クラウンには、安い火貴金属が使われるのが一般的で、白色のクラウンの場合もセラミックの代わりに、それより耐久性の劣るアクリリック(プラスチック)が使われます。オーストラリアの歯科医師は普通、ゴールドか、セラミックのクラウンを推薦します。多少高くてもその方が、精密で耐久性があり、長い目で将来を考えた場合、最良の選択だと言えるからです。
ブリッジ
ブリッジとは、歯のない部分を、金や陶材(セラミック)で作られた人工の歯で補うものです。この場合、歯のない部分の両隣にある歯がこの人工の歯を支えることになります。ちょうど橋渡しをするような形になる訳です。クラウンは、損傷した歯に正確に合致し、歯茎の上に固定され、失った歯のスペースを補修する形になりますが、ブリッジは、両隣にある2本の歯に固定されることになります。このため、ブリッジを支えることになるこの両隣の歯が、すでに治療を受けて強度を失っていたり、損傷が激しかったりする場合は、ブリッジは理想的な治療とは言えません。
ボンデッド・ブリッジ
ブリッジの中には、ボンデッド・ブリッジと呼ばれるものもあります。これは、両隣にある歯のエナメル質の一部を削ってそこに義歯を接着するものです。この場合義歯には、金属の翼状の突起がついており、これが両隣の歯と義歯をつなぐ役目をします。ボンデッド・ブリッジは、前述のブリッジに比べ安価ですが、耐久性が弱いため、症例を良く選ばなければなりません。
最新の技術
今日、失った歯を補うための最新の技術は、インプラントです。インプラントの最大の利点は、他の歯に一切損傷を与えないことです。インプラントについて興味のある方は、「インプラント」をご参照ください。また詳しくは、お問い合わせください。
Dr. イアン・マラトス歯科医院(DesignDentistry)
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